2012年4月1日日曜日

エネ政策「減原発」

(2012年2月14日  読売新聞)
エネ政策「減原発」検討を
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/fukui/feature/fukui1327152431763_02/news/20120213-OYT8T00974.htm?from=popin

民主県連代表 糸川正晃・衆院議員

「再稼働の見切り発車はあり得ない」などと語る糸川・民主党県連代表(福井市内で)
政府が4月頃を目指している関西電力大飯原発3、4号機(おおい町大島)の再稼働に、福井県が地元として同意するか否かが焦点となっている。ま た、今夏に向け、国のエネルギー政策、原子力政策のあり方の議論も進められている。政権の動静や県内原発の行方について民主党県連代表・糸川正晃衆院議員 に考えを聞いた。(畑本明義、久米浩之)
――再稼働に向けた動きはどうなるか。
 「党内では、安全が確認された新しい原子炉から順に動かしていくという声があがっている。ただ民主党政権が見切り発車することは現政権ではあり得 ない。『県民の生命を守るため、福島の事故を踏まえた安全基準を示せ』という西川知事の求めに国は答えないといけない。現段階で答えられるものと、答える のが難しいものなどを枝野経済産業相が説明すべきだ。4月頃に再稼働させるという話が表面化しているが、再稼働は夏前が一つの山場になると思う。大阪で 『原発を動かさなくてもよい』という声(橋下大阪市長ら)があり、どう影響するか未知数のところもある」
 ――原子力政策をどう考えるか。
 「脱原発ではなく、原発を減らしていく『減原発』を支持する。福井や京都、大阪など原発立地周辺の国会議員からは『経済に与える影響が少ないよう にしてほしい』という声もあり、国が安全対策をしっかりやるという条件で徐々に減らしていくのがよいという考えは多い。例えば、新しい原発を2基造ったと しても古い原発を3基廃炉にすれば原発が減ることになる。国が今夏にまとめるエネルギー政策の検討の中で、同じ原発敷地内で古い原発を廃炉にして新しい原 発を建て替えるリプレースを議論してもらいたいと考えている」
 ――原発の安全規制についてどうすべきと思うか。
 「古い原発を使い続ける方が、危険ではないか。原則40年で特例で20年を認めると言っているが、例外を増やすのはだめだ。運転年数の科学的根拠 は明確にすべきだとは思うが、40年で大丈夫なら、安全なうちに止めるべきだ。4月の原子力安全規制庁発足後は、規制のためのしっかりとした第三者の委員 会を組織すべきだ。原発を作っている複数メーカーの技術者を委員会に入れて、電力事業者の主張を検証する仕組みが必要。研究者任せではなく、国が責任を 持って原発を動かしていく仕組みづくりが必要だ。昨年11月頃、安全規制のキーマンとなる細野原発相にもそう提案した」
(2012年2月14日  読売新聞)

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