2012年4月1日日曜日

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(2012年3月31日  読売新聞)
「地元の40年、考えて」 京都・滋賀 再稼働反対

http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/fukui/news/20120330-OYT8T01120.htm

安全基準 示さぬ国へ不信も

記者会見するグリーンピース・ジャパンの担当者(左)といしださん(福井市で)
関西電力大飯原発3、4号機の再稼働を巡り、京都府、滋賀県、大阪市などから「待った」がかかっている。山田啓二・京都府知事と嘉田由紀子・滋賀 県知事が29日、安全性が確認できない段階での再稼働に反対する意向をそろって表明し、橋下徹・大阪市長は「脱原発」を明言している。枝野経産相は両知事 の発言を「重く受け止める」としており、再稼働の判断時期にも影響しそうだ。福井県やおおい町の議員らに、発言への反応を聞いた。(畑本明義、久米浩之、 島田喜行)
 ■おおい町議
 大飯原発と〈共存〉してきたおおい町からは、鋭い批判の声が上がった。
 新谷欣也議長は「住民は40年間、危険と隣り合わせで大変な苦労をしてきた。原発あるなしで経済事情も変わる。京都、滋賀が町に対して雇用対策をしてくれるならともかく、こうした事情を知らずに(再稼働反対と)軽々に言ってほしくない」と語気を強めた。
 別の町議は「2人の知事の意見は正論だが、100%の安全はないので、どこかで合格点を設けないといけない。関電は現段階でもしっかりとした安全 対策を講じている」と反論。ただ、福井の立場を理解してもらうには県や町の努力も必要だとし、「電気供給で関西圏の発展に寄与し、今後も貢献したいとの意 志を明確に伝えるべきだ」と話した。
 ■県、県議
 田中敏幸・県議会議長は「国が原発から半径30キロという緊急時防護措置準備区域(UPZ)を設定したことで関心を寄せるのはわかる」と両知事の 発言に理解を示したが「UPZの概念はあいまい。再稼働の権限を(京都や滋賀が)持つ根拠にはならないのでは」とくぎを刺した。国が京都、滋賀を「地元」 として意向を重視した場合は「再稼働の判断が整う時期は当然、遅くなる」と話した。
 県議会の最大会派・自民党県政会(24人)の山本芳男会長は「国がはっきりした態度を示さない以上、(住民の安全を第一に考える)両知事の対応は 当然だ」と指摘。民主・みらい(7人)の野田富久会長は「両知事が慎重な態度を取るのは、福島第一原発事故の原因が不明なためだ。国や西川知事は、その事 実を重く受け止めてほしい」と話した。
 一方、県安全環境部の幹部は「原子力は国の施策。国に対し、原発の意義や再稼働の必要性について国民の理解を得る努力をすること、暫定安全基準を示すことなどを求めている、としか言えない」と言葉を濁した。
 ■経済界
 福井商工会議所の川田達男会頭は山田、嘉田両知事の発言を強く批判した。
 30日の年度末の記者会見で「安全だけ、自分の府県のことだけを考えて再稼働反対と言うのであれば、問題だ」と強調。電力不足による夏場の停電や 電力価格の上昇などを懸念し、「電力不足でもいい、停電でもいいというのか。日本のエネルギー問題を念頭に置いて(再稼働について)考えるべきだ」と訴え た。
 国に対しても批判の矛先を向け、「(暫定的な)安全基準を早く出してと言っているのに出てこない。再稼働する気がないのではないか。早くエネルギー政策の方針を決めてほしい」といらだちを隠さなかった。
 ■環境団体
 2月下旬に福井市内のホテルに拠点を設けた環境保護団体「グリーンピース・ジャパン」。担当者は30日の記者会見で、山田、嘉田知事の対応を「当然だと思う」と述べた。
 反原発活動に取り組む俳優・いしだ壱成さん(37)も会見に加わり、「(原発は)福井県だけの問題ではない」と訴え、再稼働についても「近隣の(自治体の)不安が大きく、まだ早いと思う」と話した。
(2012年3月31日  読売新聞)
 
 
(2012年3月30日10時55分  読売新聞)
京都・滋賀知事の再稼働反対、経産相が「重大」

http://www.yomiuri.co.jp/feature/20110316-866922/news/20120330-OYT1T00328.htm?from=popin
 枝野経済産業相は30日、閣議終了後の記者会見で、山田啓二・京都府知事と嘉田由紀子・滋賀県知事が、関西電力大飯原子力発電所3、4号機の現段階 での再稼働に反対を表明したことについて、「地域の住民の皆さんを代表する立場としての発言であり、大変重たいものだと思っている」と述べた。  経産省原子力安全・保安院の職員が29日、両知事を訪ね、同原発のストレステスト(耐性検査)1次評価の審査結果について説明、再稼働への理解を求めたが、両知事とも再稼働に反対する考えを伝えた。
 枝野経産相は、自身を含む関係閣僚による京都、滋賀への説明については、「詳細な保安院とのやりとりを把握したうえで考えたい」と話した。
(2012年3月30日10時55分  読売新聞)
 
 
 
 (2012年3月29日19時04分  読売新聞)
大飯原発再稼働、保安院の説明に2知事が反対

http://www.yomiuri.co.jp/feature/20110316-866922/news/20120329-OYT1T00864.htm
 経済産業省原子力安全・保安院は29日、政府が再稼働を目指す関西電力大飯原子力発電所3、4号機(福井県おおい町)のストレステスト(耐性検査)1次評価の審査結果について、京都府の山田啓二知事、滋賀県の嘉田由紀子知事に説明し、再稼働に理解を求めた。

 両知事はともに安全性が確認できない段階での再稼働に反対の考えを伝えた。

 両府県は原発の半径30キロ内に一部が含まれ、それぞれ保安院に説明を求めていた。
(2012年3月29日19時04分  読売新聞)
 

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